富士山パノラマロープウェイで富士山を見に行く

富士山と河口湖を一望できる富士山パノラマロープウェイに乗ってきたお話です。

アクセス

富士山パノラマロープウェイは河口湖駅から近く徒歩でも15分程度で到着できます。またバスも30分に1本程度あるので比較的行きやすい場所だと思います。

河口湖駅へのアクセスは新宿から特急「富士回遊」で、または高速バスなどもあります。

ですが河口湖周辺を観光する場合は車で行く方が楽しみやすいと思います。駅から離れた観光スポットもありますし、中央道から河口湖に向かい観光を楽しみながら富士山の裾野を回り東名高速道路で帰路につくというルートがあり同じ所を走らずに済むので飽きません。富士山パノラマロープウェイのすぐ近くには無料の駐車場もあります。

無料駐車場は河口湖畔にあり景色も良いです。駐車場からロープウェイの乗り場までは徒歩数分程度で上り坂か階段になります。

カチカチ山

このロープウェイで登る山の名前は天上山といい、童話カチカチ山のモデルになった山と言われています。そして物語の最後に泥船で沈んでいった場所が河口湖ということです。

ロープウェイに乗るまではここがカチカチ山のモデルとなった場所とは知りませんでした。てっきり泥船とかに乗るシーンは海だとおもっていたのですが湖だったのですね。

写真にある入り口の造作もそうですが、このロープウェイの至る所にカチカチ山に関する展示があり、階段にはカチカチ山のお話などもありますので登る前に読むのも良いと思います。

ロープウェイ

ロープウェイの乗車する際のオススメの場所は麓側の窓です。登る際の進行方向側や右側は残念ながら景色があまり良くありません。ですが自分で乗車のタイミングを調整することもできないので麓側の窓に行けるよう願うのが限界です。

富士の絶景

山の上に辿り着くと富士山の絶景が眼に入ります。ロープウェイで疲れること無くこの絶景が見られるのは最高です。

またスタッフさんが居て富士山をバックに写真を撮ってくれます。(常にやっているかは不明、繁忙期のみの可能性あり)

たぬき茶屋

ロープウェイで上に辿り着くとたぬき茶屋というお店がすぐあります。ここではお土産や食べ物、トイレや展望台などがあります。

名物「たぬき団子」と書いてあったので買ってみました。ボリューム満点なお団子です。

団子を食べながらた建物上の展望台にあがります。外に階段があるので登っていくと意外にも上は人が少ないです。階段が裏側にあるのであまり気付かれていない穴場スポットかもしれません。

富士山側が見えるのはもちろんのこと、河口湖も望めかなり良い眺望スポットです。

山道散歩

たぬき茶屋を後にして山道を登っていきます。この先にはさらに絶景スポットがあるようです。5分程度あるくと突然、櫓のような物が現れます。

写真の通りかなりせり出した作りになっており、歩くと結構揺れます。高所恐怖症の方には厳しいかもしれません。

登り切ると、木々にも邪魔されない完璧な富士山を見る事ができます。こんなに綺麗に富士山の裾野を含めた全体像を見られる場所もそうそうないのではと思います。今日は天気にとても恵まれているので最高です。(朝起きたら天気が良く衝動で河口湖へきましたので恵まれているのは当たり前なのですが。富士山見学は天気第一なので行くかどうかは当日に天気で決めると良いと思います。)

この櫓、戦国時代の合戦物見櫓という設定で立てられているようで銅鑼があります。鐘を叩ける場所は良く見ますが銅鑼はあまり見ないので思う存分叩かせていただきました。

ここまで来ると山頂も近いのでついでに山頂を目指します。山頂まで目指す人はほぼ居ないようでガラガラで良いです。人がいっぱいいると自然に浸ってる感が薄くなるので人は少なければ少ないほど良いと思います。ただし、滑落しても助けてくれる人がいなくなるので注意して登っていきましょう。

頂上まで登ると小さな神社があります。小御嶽神社という名前で富士山五合目にある同名の神社の分祀した神社とのことです。昔の人々が農閑期、富士山に入り木々の伐採などを行う際の無病息災を祈願し創建されたのが富士山五合目にある小御嶽神社です。こちらの天上山にある方は郷に残った家族が無事を祈願するために立てられたそうです。(頂上の案内板の説明概略)

山頂から見た富士山がこんな感じです。この辺りは木々が生い茂っているので景色としては先ほどの櫓から見た方が綺麗だと思います。

まとめ

富士山パノラマロープウェイは駅からのアクセスもよく、お手軽に山登りをして富士山の絶景を楽しめるとともに、山頂までは歩いてたったの10分程度というお手軽ハイキングも楽しめます。

また紫陽花の時期(7月中旬〜8月上旬)には麓までのハイキングコースで紫陽花を楽しめるそうなので是非、河口湖周辺に来たときは行ってみてはいかがでしょうか。


本記事は2020年12月現在の情報を元に記述されています。